「この私がリウマチ???」津組重美 42歳

 

2003年8月18日

 

リウマチ体験記   2003821 9:47

松本医院御中

お世話になっております。
大阪市西区の津組  重美です。
リウマチの体験記遅くなりましたが、メールにて送信させていただきます。
ワードで作成いたしましたので、添付しておきます。

では後日診察に伺いますのでよろしくお願いいたします。

                                津組  重美

 

この私がリウマチ???

 

2002年の秋、右足の第4指と第5指あたりの甲が痛く、足裏も痛くて、思うように歩けない日が続き、おかしいなと思っていました。どこかでぶつけたのかななどと、軽い気持ちでおりましが、一向によくなる気配がありませんでした。その間、接骨院に行っては、マッサージをしてもらったりしながら、日々を過ごしていましたが、とうとう新しい年を迎えました。

忘れもしません、2003年1月1日の朝、目覚めると、右半身がつったような痺れたような感じがあり、脳の血管が詰まったのかと思い、近くの脳神経外科に行きました。しかし脳の異常ではなく、内科,整形外科と順番に回りましたが、特に異常があるわけでもなく、「様子を見ましょう。」ということになりました。

その後も右手薬指がずっとしびれていて、整形外科にしばらく通いましたが、異常は認められず、相変わらず様子を見ましょうということで、原因がよくわかりません。指の関節が日替わりに腫れて痛くなり、肩の関節、手首、膝と次々に痛くなりました。

インターネットでいろいろ調べたりするうちに、リウマチ?まさかこの私が・・・リウマチって、いったいどんな病気?どうすれば治るの?毎日毎日パソコンの前に座り、原因・対処方法など色々調べました。

同時に血液検査の結果にも、リウマチの値があらわれ、やっぱりという感じでした。近くの整形外科で、痛み止めのモービックという薬と。胃薬を2種類もらいましたが、初日に痛みが取れただけで、2日目以降は全く効き目なし。ドクターにそのことを伝えると、安易に痛み止めを1錠から2錠に増やされました。痛さに負けて、薬を全て飲みましたが、効き目なし。

リウマチ科のある総合病院を紹介され、そちらへ行きましたが、特に変わった治療があるわけでもなく、薬がリマチル・ボルタレンに変わっただけです。やはり痛みは取れることなく、2週間が過ぎました。

インターネットで“リウマチは治る”と検索して見ましたら、松本医院がヒットしました。手記を隅から隅まで読み、根本治療法を読み、「すぐに行って見よう。」と思いました。「西洋医学では治らない。」といっているのだから、治るところへ行かねばと思い、3月22日に、初めて松本医院を訪れました。

手記に書いてあったとおり、漢方の匂いがして、人があふれていました。座る場所も無く、何時間待っただろうか?先生に初めて会ったときは、手記にかいてあったとおりだと思い、“絶対治るからね!”と言って握手をして下さった松本先生を、じっと見ていました。

“治るからね!”と言われて、何の疑いも無く、「はい。」と返事していました。本当にそう思ったのです。それから煎じ薬のこと、漢方風呂のこと、お灸のことを聞き、鍼灸を受けることも告げられると、早速今日受けていくようにとの指示でした。

しばらくすると、織田先生に呼ばれて、鍼の治療を受けることとなりました。織田先生には、初日に厳しく優しく、リウマチと向きあうことを教わりました。でもどうしてもお灸をする自信がありません。他のことは全て、完璧にする自信はありましたが、お灸だけは勘弁して、という感じでした。

家に帰って、早速薬を煎じましたが、なんときつい匂いなんだ。家中、漢方薬の匂いがして、家族も私もびっくり。できた薬を飲んでみると、「うーっ、これもつらい!!」最初の1週間で、体重が4キロも落ちてしまいました。痛み止めの薬を止めて、痛みが増したのと、漢方薬の強烈な匂いに、食欲がなくなってしまったのでした。でも漢方薬にもすぐに慣れ、甘味があって、まあまあいけるなと思い始めると、食欲もどんどん増し、ダイエット効果も一瞬でした。

ただ痛みはどんどんひどくなり、膝を曲げることが、全くできなくなりました。「でも治るの?」などという不安は、一度も持ちませんでした。「リバウンドが来たな。」という感じで、「待っていました。」と内心思いました。しばらくはいろいろなところが痛み、本当に日替わりというか、1日の内でも痛いところがくるくるかわり、「これって、どうなってるの?」と先生に聞いてみると、「リウマチの初期は、そういうものだ。」とか。「ふーん、そうなのか。」という感じで、聞いていました。

仕事も3日程休みましたが、あとはなんとか行きました。家事は、主人や子供の助けを得て、なんとかこなしました。

病院にも毎週毎週行って、鍼の治療も必ず受けました。お灸も、なんとか自分なりにがんばって続けました。なぜならお灸をすると、不思議なくらい痛みが取れるのです。お灸パワーを実感した私は、自らお灸推進委員を名乗り、みんなにお灸を薦めたりもしました。しばらくは、痛みとのいたちごっこのような状態が続き、あちこち痛みが入れ替わる状態でした。

次はアトピーがいつ出るのか、「アトピーが出たら、痛みも楽になる」ということでしたので、本当に待ち遠しく、痒いところが出たら、「もしかしたら」などと思っていると、6月の下旬くらいから、一気に赤いところが出てきました。最初は足の裏が痒く、膝、太もも、おなか、腕、首と、下から順番に、赤いところが出てきました。幸い、痒くて痒くてつらいということもなく、お風呂上りに少し痒くなったりするという程度でした。

それと同時に、血液検査の数値もみるみる下がり、「松本先生の言っていた通りだ。」と、ますます嬉しくなりました。

今では、アトピーの赤みもどんどん引いて、枯れていくという表現がいいのかわかりませんが、気にして見ないとわからないくらいにまで治りました。

ペットボトルも開けられなくて、布巾も絞れなくて、包丁も握れなかった私が、ボーリングもテニスも出来るようになりました。「リウマチが不治の病だ」と思いこみ、ふさぎこんでいたのがうそのようです。

おまけに今年の健康診断では、去年の数値よりも、善くなっているものが何点かあり、要注意の項目が、全くなくなっていました。すべて松本先生独自の漢方薬のおかげだと思い、2度感謝しました。免疫力を高めるということで、体のすべての機能が順調に働いているのだ、ということを実感しました。「リウマチが善くなっても、しばらくは漢方薬を手放せないかな?」と思っている、今日この頃です。

「リウマチとは、ゆっくり気長に付き合っていこう」と思っていたのですが、こんなに早く結果を出してもらって、感謝の一言しかありません。

松本先生、織田先生、看護婦さん、本当にありがとうございます。

 

2003/8/18